新型コロナウイルスの感染確認（24,25例目）について市長メッセージ

本日も新型コロナウイルスの感染確認をご報告させていただきます。
12月18日市内で2名の新たな感染が確認されました。40代男性1名、40代女性1名ですが、1日も早いご回復をお祈りしております。
これまで報告した例もあわせて本市での感染確認は25例にのぼることとなりました。愛知県内での感染拡大を受け、本市においても家庭内感染、施設内感染が見られるようになっています。
現在の感染状況から、とくに年末年始にかけてさらに厳重な警戒が必要と考えています。
あらためて身近な暮らしのなかでの基本的な感染防止策である、手洗い、うがい、消毒、マスク、3密回避の徹底などに努めていただきたいと思います。とくにご高齢の方や基礎疾患をお持ちの方、小さなお子様方と共に生活しておられる場では、これまで以上の注意をお願いするものです。
外でのお買い物などの際にも、ご家族連れ、ご友人連れなどを極力控えていただき、少人数での行動にご配慮下さい。またカラオケ、会食などでは大声を出すことを避け、マスクをするなどに十分留意頂き、あわせて部屋の換気にも心がけて頂きたいと思います。
これまでも繰り返し申し上げてきました通り、感染の不運に見舞われることは罪でも過失でもありません。いつ誰が感染してもおかしくない状況でありますだけに、もしもの時の重症化を防ぐためにも、発熱など少しでもお身体に異常を感じられましたら、すみやかにかかりつけ医や保健所にご相談いただき、早め早めの処置を心がけていただくことが何よりです。
また国においては「GO　TO　トラベル」の一時停止、愛知県においては県内全域での飲食店等の営業時間短縮への要請を出しており、それに伴う協力金支給などを決定したところです。
これら経済対策については市でも随時ご相談に対応してまいります。
ワクチン投与に関する準備も検討が始まり、一筋の希望が見えてきましただけに、この冬場を力を合わせて乗り越えていきたいものであります。飲食・宿泊・サービス関連の業態の皆さまや医療・福祉施設などクラスター発生と日々闘っておられる皆さまにおかれては、感染防止と日々の事業活動との両立で大変なご労苦を払われていることと思います。
この場をお借りして、多くの市民が苦境のなかで頑張っておられる皆さまに心を寄せ合っていることをお伝えし、市職員一同もさらに奮闘してまいる所存であります。
なお、現在保健所の業務が多忙をきわめています。医療機関にならんで保健所の機能が市民の命綱となっています。緊急性のない問い合わせや苦情などは極力お控えくださいますようお願いいたします。

令和2年12月19日

新城市長　穂積亮次