新型コロナウイルスの感染確認（230から237例目）について市長からのメッセージ

9月1日市内で8名の新たな感染が確認されました。20代の男性1名、40代の男性2名、50代の男性2名、20代の女性1名、ならびに50代の女性2名です。1日も早いご回復をお祈りします。
これにより今年に入って207例、昨年来通算で237例目の感染確認になりました。
変異株の広がりにより、第5波は全国規模での感染拡大をもたらしています。
愛知県でも新規感染者数が高水準で続き、医療体制にも過大な負担がかかっています。県知事からは繰り返し厳重警戒が呼びかけられています。
本市においても多数の新規感染確認が連日のように続いています。
これまでのところ、本市においては市中での感染爆発は見られていませんが、感染の拡大から、市中での2次感染、3次感染へと広がるのを抑え込んでいくことが、何よりも求められているところです。
市民皆さまにおかれましては、あらためてマスク、手洗い、消毒、換気など感染防止のための基本対策におつとめください。とくに人の大勢集まる場所や感染多発地域との往来、ふだん接している人以外の方との密な接触、ご家族以外との会食などについては極力避け、ご自分と身の回りの大切な方々をお守りいただきたいと思います。
今日から新学期です。小中学校では、登校日を除き9月10日までの期間、オンラインによる家庭学習を主体とした体制をとることとしています。
あわせて、こども園と放課後児童クラブの運営についても所要の方針を決定し、学校、園、クラブよりそれぞれの方針をお伝えしているところです。
児童生徒への感染拡大、また児童生徒から家庭内へと感染が拡大することを防止するための措置です。
保護者皆さまには多大なご負担をおかけすることになりますが、なにとぞ深いご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。
ワクチン接種につきましては、12歳から15歳までの年代を残し、全世代の皆さまへの接種券の発送を完了いたしました。接種券がお手元に届き次第、予約手続きに入ることができます。残る年代の方へも準備が整い次第接種券をお送りいたしますが、17歳以下の方については保護者同伴をお願いしていますので、ご留意ください。
ワクチン接種は、各人のご意思にもとづくものですが、これまでの事例から感染予防ならびに重症化予防に大きな効果を発揮していることが確かめられています。
今後とも、ワクチン接種を希望する市民皆さま全員が、確実に接種していただけるよう、市の務めを果たしてまいります。
最後にいつもの繰り返しで恐縮ですが、保健所の業務が多忙をきわめています。緊急性のない問い合わせや苦情などはお控えくださいますようお願いいたします。

令和3年9月1日

新城市長　穂積亮次