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新型コロナウイルスの感染確認(6例目)について市長メッセージ

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更新日:2020年8月18日

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市民の皆さま
8月17日、市内で新型コロナウイルスの感染者が1名確認されました。
20代女性で軽症とのことですが、新城での発生としては6例目となりました。
あらためて市民皆さまには感染拡大防止のための行動を続けていただけるようお願いするものです。
近隣では、豊川市の高齢者施設で集団感染(クラスター)が発生し、それを介した家庭内感染の事例も報告されています。
市では関係方面と連携して正確な情報収集に努めるとともに、必要な注意情報を適宜提供していく方針で臨んでまいります。
またお盆の時期をはさみ大勢の移動がありましたので、これから1~2週間の間はとりわけご自分および周囲の方々の健康状態に十分に気を使っていただきたいと思います。
いま私たちの社会は、さまざまなルートを通じた多様な連携や往来のなかで暮らしを支えています。
とりわけ医療機関や福祉施設、学校など、人の手助けを必要とする方を多数お預かりしている場では、それぞれに細心の注意をはらって感染防止対策がとられており、その現場の皆さんの奮闘で社会機能が維持されています。
集団感染のリスクと隣りあわせのなかでも、それぞれの職務に向き合っている皆さんを、地域全体で支え、励まし、その負担が少しでも軽くなるように力を合わせていきたいと思います。
感染を完全に押さえ込むことは不可能であっても、重症化の危険を減らすことは可能です。
そのためには、発熱をはじめお身体に異常が感じられたら、ためらうことなく出勤や登校を控え、速やかに保健所等にご相談をいただくようお願いいたします。
繰り返しになりますが、誰もがそう行動できるようにするには、感染を罪とみなすような風潮、あるいは感染された方やご家族をいたずらに詮索するような風潮を許さず、市民皆が互いに支え合い、守りあっていくことが何より必要です。
現在世界中の医療者、科学者たちがワクチンや治療薬の開発に必死で取り組んでいますが、これらを完成させるためには、実に多数の臨床事例を踏まえなければなりません。
感染の実例を経てはじめて感染に打ち勝つ方法が分かるものである以上、感染をその人の落ち度のようにみなし、感染者が肩身の狭い思いをする社会となれば、ワクチンや治療薬の開発はそれだけ遅れます。
感染された方が落ち着いて療養に専念でき、医療者・研究者が期待と尊敬を背負って新しい治験に進める環境をつくることこそが私たちにできる最良の戦い方であります。
終息にはまだまだ時間が必要でしょうが、試されているのはわれわれの社会のありよう、人と人との関係のありようであります。
市としては、今後ともさまざまな感染防止対策と経済対策を拡充し、困難を抱えた方に必要な支援が行き届くよう力を果たしてまいります。
市民皆さまのご協力を重ねてお願い申し上げます。

令和2年8月18日

新城市長 穂積亮次

経緯(6例目)

  • 新城市在住の20代女性が発症
  • 発症日
    8月15日(土曜日)
  • 陽性確定
    8月17日(月曜日)
  • 重症度
    軽症
  • 海外渡航歴はありません

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