新型コロナウイルスの感染確認（10例目）について市長メッセージ

新型コロナウイルスの感染状況についてお知らせします。
11月3日の市長メッセージで、11月2日に50代と60代の男性2名の感染が確認されたことをお知らせしましたが、11月3日にその濃厚接触者で90代女性1名の感染が新たに確認されました。11月2日の8例目、9例目に続く10例目となりました。感染経路も判明しており、軽症とのことでありますが、先のお二人も含め1日も早いご回復をお祈りしているところであります。
現在愛知県内での感染が拡大傾向にあり、県知事は第3波到来への警戒を強く呼びかけています。冬場を迎え、ウイルスの活動が活発化する恐れがあること、また季節性インフルエンザの流行期と重なることから、お体に異常を感じられましたら、早期の受診をお願いいたします。
発熱その他の症状が見られた時は、まずはかかりつけ医にご相談いただき、その指示に従っていただきたいと思います。かかりつけ医のいない方やそれが困難な方はこれまで通り、新城保健所にご相談ください。
新型コロナの発生から間もなく1年を迎えようとしています。長期にわたる影響により多くの皆さまが多大なご苦労を負っておられます。なかなか終息が見えない中ではありますが、この間の医療活動の経験からより適切な治療法などの開発も進んでまいりましたし、検査体制も国をあげて充実させてきました。早期の発見と治療により重症化の危険は大きく減少いたします。
この間繰り返し申し上げてきたとおり、感染は決して罪でも過失でもありません。いわれなき差別や偏見、風評などには毅然とした態度をとってまいりますので、どなたにおかれましても、どうか気兼ねなく早め早めの相談や受診を心がけていただきたいと思います。
市におきましては、引き続き正確な情報提供と感染拡大防止策を講じるとともに、各種相談活動や経済対策に力を入れ、社会経済活動も可能なかぎり推進できるようはかってまいります。
この冬を市民皆の力で乗り越え、明るい年を迎えられるよう尽くしてまいりましょう。

令和2年11月4日

新城市長　穂積亮次