新型コロナウイルス感染症対策特別チームの発足にあたり新城市民への市長メッセージ

政府の緊急事態宣言が5月末まで延長されるなか、市民皆さまにおかれましては、厳しい経済情勢や学校休業のなかでも、新型コロナウイルス感染拡大防止のための自覚的な行動を続けていただいています。
その努力もあって、本市では4月4日に1名の感染が確認されて以来、新規の感染は発生しておらず、愛知県全体の感染抑制に大きく寄与しているところでありますが、さらに力を合わせてこの緊急事態を1日でも早く終わらせ、われわれの努力を結実させていきたいと思います。
そのために引き続き市民皆さまには、3密の回避、人との接触抑制、不要不急の外出自粛や、国の専門家会議から提示された「新しい生活様式」の確立などに注力いただきますようお願いいたします。
しかしながら緊急事態が長期に及ぶなかで、市民生活にはかつてない深刻な影響が出ています。国や県のさまざまな経済対策や給付金事業を速やかに実施し、経済的損失を少しでもカバーしていくことはもちろんですが、市といたしましても、当地域の実情に合わせた最大限の対策を講じていく覚悟であります。
その目的のために、5月11日（月曜日）庁内に新型コロナウイルス感染症対策特別チームを設置しました。
このチームは、庁内のさまざまな部署の対応を統一的に行う役割を負うだけではなく、広く市内で発生しているさまざまな状況を素早く把握し、最も必要とされている支援の手を最も必要とされている人々に、遅滞なく届けられるよう、市長において必要な財政措置も講じて発足させました。
すでに先日新城市商工会より市に対して、経営支援に関する要望を承りましたが、今後さらに市内の経済団体、福祉団体、教育・保育にかかる関係機関、地域住民団体、さらに広く市民皆さまとの連絡・連携を深め、必要とされる措置を果敢に講じていまいります。
どうかより多くの声を特別チームはじめ市職員にお寄せいただき、市全体がチーム新城として難局を乗り越えていけるようご協力をお願いするものであります。
おわりに市民皆さまのご健康を重ねて祈念いたしますとともに、市民の誰一人といえども取り残されることのない新城市であり続けるよう、市職員一同使命を果たす決意であることをお伝えさせていただきます。