2月18日市内で1名の新たな感染が確認されました。40代の女性1名ですが、1日も早いご回復をお祈りしております。
これにより今年に入って24例、昨年来通算で54例目の感染確認になりました。
現在全国的に新規感染は減少傾向にありますが、市内では数日おきに感染報告がされており、ご不安に思われる方もいらっしゃるかと思います。
昨年来の経過を振り返りますと、本市では大都市圏の感染状況の少し後を追って増減する傾向が見られます。また近隣でのクラスター発生から若干の間をおいて影響を受けることがあります。現状において本市では、第3波の影響が続いているものと思われます。
専門家の指摘にありますように、感染に影響を与える要素は大きく4つあると言われています。気温、密度、移動、それにマスクやソーシャルディスタンスなどの社会規範の度合いの4つです。
厳しい寒さが峠を越え始めた今こそ、第3波を抑え込むため、3密の回避、不要不急の移動自粛、マスクや手洗い、消毒、換気、大人数での会食の自粛などの基本対策に努め、緊急事態を早期に終わらせる取り組みをともに強めていきたいと思います。
一方本市においてはこれまでのところ、大規模なクラスターの発生や重症化事例はみられていません。
いつ、誰が感染してもおかしくない状況のなか、市民皆さまにおかれては、引き続き、感染を罪とみなさず、誰もが気兼ねなく相談や受診ができ、結果として早めの対処がしやすい環境を支え続けていただけることをお願いするものであります。
今後とも医療機関、福祉施設、市役所、各種公共施設や事業所など多数の利用者や従事者が集まる場での感染防止対策を徹底していくよう働きかけてまいります。とくにこども園や学校での対策にはいっそうの注意を払ってまいります。
ワクチン接種につきましては、関係機関と連携をとって、地域の実情にあった接種体制を構築すべく取り組みを進めているところでありますが、広い市域と限られた医療資源のなかでは、多くの市民皆さま方のご協力が欠かせません。今後より実際的な計画が立ち上がったところで、改めて具体的なご協力をお願い申し上げたいと思います。
市民皆さまの健康と市民生活の安全を守るため、そして活気ある社会を取り戻すため、市職員一同さらに力を尽くしてまいります。
なおいつもの繰り返しになりますが、保健所の業務が多忙をきわめています。緊急性のない問い合わせや苦情などはお控えくださいますようお願いいたします。
令和3年2月18日
新城市長 穂積亮次
経緯(54例目)
年代 | 40 |
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性別 | 女 |
居住地 | 新城市 |
症状等 | 軽症 |
陽性者との接触歴 | あり |