新型コロナウイルスの感染確認（52例目）について市長からのメッセージ

2月11日市内で1名の新たな感染が確認されました。60代の男性1名ですが、1日も早いご回復をお祈りしております。
これにより今年に入って22例、昨年来通算で52例目の感染確認になりました。
報道にありますように、10の都府県に出されている緊急事態宣言の3月7日期限前の解除は見送られました。
愛知県でも新規感染者数は減少傾向に入っており、早期の宣言解除が模索されていますが、医療体制のひっ迫状況から今回は見送られたところです。
これ以降、県知事より新たな方針が示されましたら、速やかに市民皆さまにお知らせいたします。
市内での感染状況につきましては、新規感染が確認されるたびにご報告申し上げてまいりましたが、これまでのところクラスター等の発生は見られず、早め早めの受診や相談により重症化した例も報告されておりません。
保健所の体制もしっかりと守られています。
市民皆さまの冷静で節度ある対応にこの場を借りて、改めて深く感謝を申し上げますが、さらにいま一度感染防止のための基本的な対策―手洗い、消毒、うがい、マスク、三密の回避、部屋の換気、不要不急の移動や外出の自粛、大人数での会食やカラオケの自粛などにご協力いただきますようお願いいたします。
ワクチン接種につきましては現在関係機関と連携をとって、地域の実情にあった体制を構築すべく取り組みを進めているところでありますが、広い市域と限られた医療資源のなかでは、多くの市民皆さま方のご協力が欠かせません。今後より実際的な計画が立ち上がったところで、改めて具体的なご協力をお願い申し上げたいと思います。
これから年度の替わり目を迎え、地域、職場、学校等々でさまざまな行事や集まりの機会が増えると思われます。政府の専門家会議からの呼びかけにありますように、引き続き大人数での会食等はお控えいただき、このコロナ禍克服のためお互いを守り、支えあっていただけますようお願いいたします。
市民皆さまの健康と市民生活の安全を守るため、市職員一同さらに全力を尽くしてまいります。
なおいつもの繰り返しになりますが、保健所の業務が多忙をきわめています。緊急性のない問い合わせや苦情などはお控えくださいますようお願いいたします。

令和3年2月11日

新城市長　穂積亮次