新型コロナウイルスの感染確認（18、19、20、21、22例目）について市長メッセージ

12月13日市内で5名の新たな感染が確認されました。10代の男性2人、50代と70代の男性各1人、50代の女性1人であります。いずれも軽症とのことですが、1日も早いご回復をお祈りしております。
先に報告した例もあわせて本市での感染確認は22例にのぼることとなりましたが、愛知県内での感染拡大を受け、本市においても家庭内感染が見られるようになっています。
何かとあわただしい師走を迎え、人の行き来も活発になる時期ですが、現在の感染状況を見ると、ここ1～2週間が大きな分かれ目になると思われます。
あらためて身近な暮らしのなかでの基本的な感染防止策である、手洗い、うがい、消毒、マスク、3密回避の徹底などに努めていただきたいと思います。とくにご高齢の方や基礎疾患をお持ちの方、小さなお子様方と共に生活しておられる場では、これまで以上の注意をお願いするものです。
外でのお買い物などの際にも、ご家族連れ、ご友人連れなどを極力控えていただき、少人数での行動にご配慮下さい。またカラオケ、会食などでは大声を出すことを控え、マスクをするなどに十分留意頂ければと思います。
これまでも繰り返し申し上げてきました通り、感染の不運に見舞われることは罪でも過失でもありません。いつ誰が感染してもおかしくない状況でありますだけに、もしもの時の重症化を防ぐためにも、発熱など少しでもお身体に異常を感じられましたら、すみやかにかかりつけ医や保健所にご相談いただき、早め早めの処置を心がけていただくことが何よりです。
これまで同様、市では感染者に対するいわれなき差別や風評には厳しく対処してまいりますとともに、医療機関や福祉施設、学校、こども園などの体制を守るために全力をつくしてまいりますが、あわせて日々大勢の方が出入りする市役所での感染を阻止するために、市民皆さまに幾つかのお願いをさせていただきます。
1つ、一般の方の市役所本庁舎への出入り口を正面玄関1カ所とさせていただきます。
2つ、来庁者への検温を実施させていただきます。発熱のある方には入場を制限し、ご用件については別の方法で処理させていただく場合があります。
3つ、市職員の勤務体制についても感染防止の観点から通常と異なる形態をとることがあり、ご不便をおかけすることもありますので、ご用向きでお迷いのことなどがありましたら、できるだけ事前に電話等で照会をかけていただくようお願いいたします。
これらに3点につき市民皆さまのご理解、ご協力をお願いするものであります。
海外ではワクチンの投与も始まり、この感染症との戦い方もさまざまな形で進んできました。市民皆さまとともに、この正念場の時期を互いに支え合って、穏やかな日常を1日でも早く取り戻せるように努めてまいりたいと思います。
なお、現在保健所の業務が多忙をきわめています。医療機関にならんで保健所の機能が市民の命綱となっています。緊急性のない問い合わせや苦情などは極力お控えくださいますようお願いいたします。

令和2年12月14日

新城市長　穂積亮次