新型コロナウイルスの感染確認（15，16，17例目）について市長メッセージ

連日の感染報告となりますが、12月12日また新たに3名の感染が確認されました。10代男性2人、70代女性1人で、いずれも軽症とのことでありますが、1日も早いご回復をお祈り申し上げております。
連日の報道にありますように、いま全国で感染拡大が猛威をふるっています。愛知県ではとくに名古屋市を中心に医療体制のひっ迫がおきており、東三河地域でも集団感染（クラスター）が発生しています。
それらの影響もあいまって、本市でも思わぬ形で感染が広がる可能性があることをご注意申し上げてきましたが、ここ1～2週間の間はとくに厳重な警戒が必要と考えております。
本市においては、医療機関や福祉施設、学校、こども園など、関係皆さんの献身的努力によって集団感染が押さえ込まれてきたところですが、ご家庭、地域、職場などでもあらためて感染防止策を互いに確認しあい、よりいっそうの注意を払ってくださいますようお願いいたします。
愛知県では、警戒レベルを引き上げることも検討しつつ、コロナ専門病院の開設をはじめ全県的に医療体制を構築し、東三河地域でも先ごろ軽症者の宿泊療養施設がはじめて開設されました。
これ以上の爆発的な感染拡大がないかぎり、東三河地域の安全安心体制は守られるものと考えておりますが、それだけにいま一度基本に立ち返り、手洗い、うがい、消毒、マスク、3密回避の徹底などを励行し、ご自分やご家族の健康を守り、ひいては医療体制に過度の負担をかけないよう努めていただければ幸いです。
もしもの時の重症化を防ぐためにも、発熱など少しでもお身体に異常を感じられましたら、すみやかにかかりつけ医や保健所にご相談いただき、早め早めの処置を心がけていただくことが何よりです。
海外ではワクチンの投与も始まり、この感染症との戦い方もさまざまな形で進んできました。市民皆さまとともに、この正念場の時期を互いに支え合って、穏やかな日常を1日でも早く取り戻せるように努めてまいりたいと思います。
なお、現在保健所の業務が多忙をきわめています。医療機関にならんで保健所の機能が市民の命綱となっています。緊急性のない問い合わせや苦情などは極力お控えくださいますようお願いいたします。

令和2年12月13日

新城市長　穂積亮次