新型コロナウイルスの感染確認（190から194例目）について市長からのメッセージ

8月21日市内で5名の新たな感染が確認されました。10代と20代と30代の男性各1名、20代と40代の女性各1名です。1日も早いご回復をお祈りします。
これにより今年に入って164例、昨年来通算で194例目の感染確認になりました。
変異株の広がりにより、全国的に感染爆発ともいえる状況になっています。
愛知県でも連日最多の新規感染が出ており、県知事は政府に対して緊急事態宣言の発令を要請しました。適用時期は政府によって近々に決定される見通しですが、その場合は県下全市町村が対象となります。
本市の感染状況もきわめて厳しいレベルになっています。旅行や帰省による広範囲の移動の影響もうけ、まだピークは越えていないと思われます。
また家庭内の感染を通じて児童・生徒への影響が広がるケースも見られます。夏休みもあとわずかで終わり、新学期を迎えます。各ご家庭でも細心の注意を払っていただきますようお願いいたします。
市民皆さまにおかれましては、あらためて感染防止のための基本対策におつとめください。とくに人の大勢集まる場所や感染多発地域との往来、ふだん接している人以外の方との密な接触の機会などについては、極力避け、ご自分と身の回りの大切な方々をお守りいただきたいと思います。
政府は外出の機会を5割程度減らすよう呼びかけていますので、それに沿った行動にもお努めください。
またワクチン接種を済まされた皆さまにおかれましても、マスク、手洗い、消毒、3密回避などの基本習慣に引き続きお努めいただきますようお願いいたします。
ワクチン接種につきましては、現時点で40歳までの方、及び18歳から22歳までの方と申し出のあった15歳の方に接種券を発送し、予約受付を順次行っていますが、市民皆さまのご協力の下、これまでのところ計画通りに進んでいます。
39歳以下の皆さまにも準備が整い次第、順次接種券を発送してまいります。
ワクチン接種は、各人のご意思にもとづくものですが、これまでの事例から感染予防ならびに重症化予防に大きな効果を発揮していることが検証されています。
今後とも、ワクチン接種を希望する市民皆さま全員が、確実に、混乱なく接種していただけるよう、市の務めを果たしてまいります。
連日の大雨で地盤がゆるんでいます。感染症対策とともに、災害予防にも十分にお気をつけいただきたいと思います。
最後にいつもの繰り返しで恐縮ですが、保健所の業務が多忙をきわめています。緊急性のない問い合わせや苦情などはお控えくださいますようお願いいたします。

令和3年8月21日

新城市長　穂積亮次