紙本淡彩　山水図（豊谷筆）

絵画　紙本淡彩　山水図（豊谷筆）

平成30年3月22日

新城市中宇利

4面

140.8cm×89.4cm、134.7cm×83.3cm、135.2cm×82.8cm、134.7cm×83.0cm

文政5年（1822年）

本作品は、「豊谷」の名、落款の書体、描写方法から横井金谷の有力な弟子と推測され、文政5年（1822年）頃に冨賀寺の依頼で襖絵を制作した横井金谷の助手として豊谷が制作した山水図である。

愛知県史編纂室の調査並びに報告によって大画面をまとめきる構成力は金谷には劣るものと評価されているが、冨賀寺での金谷の制作活動の様子を知る上で貴重な資料ともいえる。