新城市は、平成19年7月27日から「光化学スモッグ注意報等の発令対象区域」になりました。
愛知県内では昭和57年から平成16年まで光化学スモッグによる人的被害の発生はありませんでしたが、平成17年度に2人、平成19年6月30日に豊橋市と田原市で771人もの被害の届け出がありました。
これらの被害を最小限に抑えるには、光化学スモッグの発生状況をみなさんにできるだけ早く、的確にお知らせすることが必要となります。そのための措置として新城市も発令対象区域に含まれています。
光化学スモッグとは
自動車や工場・事業場などから排出される大気中の窒素酸化物や炭化水素が、太陽光線(紫外線)を受けて光化学反応を起こすと、「光化学オキシダント」と呼ばれる物質が発生します。
この光化学オキシダントにより白くモヤがかかったような状態を「光化学スモッグ」と言います。
光化学スモッグが発生する条件は
光化学スモッグの発生は、気象の影響を強く受けます。
4月から10月にかけて
- 気温が高い
- 日差しが強い
- 風が弱い
という気象条件下で発生しやすくなり、特に梅雨明け後の7月から8月にかけては注意が必要になります。
予報や注意報が発令されたら
- 屋外での激しい運動は避けましょう。
- 病弱な子供や当日体調の悪い子供は室内で休ませましょう。
- 警報発令時には、風向きを考えて窓を閉めましょう。
被害が発生したら
適切な処置を!
- 屋外での運動中にあっては、運動を中止してください。
- 症状に応じうがいや洗眼をしてください。
- 室内に入り、窓を閉めるなど外の空気が入らないようにしてください。
- 症状が改善しない場合は、直ちに医師の手当を受けてください。
参考
愛知県
環境省
光化学スモッグ予報等が発令された情報をメール受信できます。
新城市メール配信システム「感染症・衛生情報」カテゴリーから登録してください。
症状が改善しない場合は、直ちに医師の手当を受けてください。最寄りの市役所、県事務所などへ連絡を!
- 被害発生時間
- 被害発生場所
- 被害を受けた人の状況(人数、年齢、性別など)
- 主な症状(のどの痛みや目がチカチカするなど)
- 被害発生時の状況
- 措置の状況(医師の受診の有無)
連絡先
市民環境部環境政策課0536-23-7690
健康課(保健センター)0536-23-8551
お問い合わせ
新城市 市民協働部 環境政策課
電話番号:0536-23-7690
ファクス:0536-23-7047
〒441-1392 愛知県新城市字東入船115番地 本庁舎2階