ここ数年6月上旬から7月下旬にかけ、黒い小さなハエが大量に発生して困っているとの相談が多数寄せられています。
「コバエ」の特徴
- 体長は約2mm、黒色。
- 雨の多い時期、雨の後などの湿度が高い日に多く発生。
- よく見られるのは、夜明けから午前10時頃まで。
- 人に危害を加えることはないが、屋内に侵入するため不快。
「コバエ」の生態など
- 「クロバネキノコバエ」科の一種と考えられる。
- 幼虫は、主に朽木の腐った部分や有機質に富んだ土壌中に生息し、周辺の堆肥や植木鉢などからも突発的に発生。
- 近年、東海地域(豊橋市や豊川市、岡崎市、豊田市をはじめ静岡県、岐阜県の一部の自治体)でも大量発生している。
※鳳来寺山自然科学博物館を通じコバエについて調べましたが、大量発生の理由やコバエの発生源を特定することはできませんでした。
「コバエ」の対処法
現在、特に有効な防除方法はありませんが、今までに環境政策課で調べた主な情報は次のとおりです。
- 窓やドアはできるだけ開放せずに、窓には目の細かい網戸を取り付ける。
- 部屋の換気扇を朝の時間帯は止める。
- 発生源となりやすい庭の花壇やプランターを、できるだけ風通しの良い状態に保つ。
- 側溝の掃除、刈り草などもきちんと整理し常に清潔を保つ。
- 出入り口付近での扇風機の使用や、網戸の外で蚊取り線香をたく。
- 市販の殺虫剤、虫よけスプレーなどを使用する。
この他に、皆さんのご家庭で実践した有効な防除方法などの情報がありましたら、ぜひ環境政策課までお寄せください。
お問い合わせ
新城市 市民協働部 環境政策課
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