旧海老町役場跡の片隅に建つ。地区民からは忘れられた存在。歌碑には以下のような歌が記されている。
「なからへば あひみんこともありぬべく いまは命ぞたのみなりける」
(訳:このまま命を永らえれば、また会うこともあるだろう。今はこの命だけが頼りである。)
菅沼定敬の歌である。定敬は、文政元年(1818)に家督を継ぎ、海老菅沼家6代当主となり、大番頭や江戸城留守居役などの要職を務めた人物である。定敬には歌人としての一面もあった。定敬の歌碑は、東京浅草寺の境内や、新城桜淵の妙見堂横にもある。
お問い合わせ
新城市 市民協働部 市民自治推進課 鳳来北西部自治振興事務所
電話番号:0536-22-9932
ファクス:0536-32-1170
〒441-1692 愛知県新城市長篠字仲野16番地11 鳳来総合支所