歴史のまちにちなんだイベントが人気で、迫力ある火縄銃演武も見どころです。
しんしろ戦国絵巻三部作
長篠合戦のぼりまつり
長篠・設楽原の戦いで戦死した両軍の将士の霊を慰めるために、関係将士の紋入りのぼり数千本を献植して行うまつり。鎧・兜に身を固めた砲術隊による火縄銃の演武、勇壮な合戦行列などが盛大に開催されます。
開催日
例年5月5日
設楽原決戦場まつり
日本で初めて大量の鉄砲が使われた長篠・設楽原の戦い。その設楽原古戦場を舞台に火縄銃の演武などが行われ、当時の様子が再現されます。
開催日
例年6月上旬
作手古城まつり
亀山城跡付近で開かれるおまつり。長篠・設楽原鉄砲隊による火縄銃の演武をはじめ、句会・歌会・野点など風雅を楽しむことができるおまつりです。
開催日
例年5月中旬
新城の盆行事
火おんどり
長篠・設楽原の戦いの1万を越える戦死者の供養は、今の世まで大切に受け継がれており、毎年8月15日の夜に行う盆行事「火おんどり」は、厳かな種火の行列に始まり、3mもの大松明を振りかざす勇壮なフィナーレで最高潮の時を迎えます。
大海の放下
8月14日、15日の夜、背中に高さ2.1mの大団扇を背負い、腹には直径50cmの太鼓を抱えて初盆の家々を周り、庭先で鉦と太鼓の静かなリズムに合わせて舞う盆行事です。
乗本万灯
毎年8月15日の夜、精霊送りと悪霊鎮送の意味を込めて行われ、市内竹広地区の火おんどりと並び火を使う盆行事です。さらしを巻き足にはわらじを履いた勇壮な若者が、5、6mの縄の先につけられた万灯(麦わらで作製)を力強く頭上で振り回します。
鍋づる万灯
毎年8月15日の夜、大きな松明を山の斜面に立て、一斉に点火する万灯祭が行われます。明々と燃える松明が、鍋弦の形をしていることから「なべづる」万灯と呼ばれ、京都の大文字焼きと同じく精霊送りの行事です。