小水力発電可能性調査事業の調査報告をします。
新城市と愛知大学との連携・協力事業として位置づけられていた「小水力発電に関する賦存量調査」について結果がまとまったので報告します。
31箇所の小水力発電事業地を確認
愛知大学に蓄積されていた情報と市民の皆さんからの情報により、全体で31箇所の歴史的小水力発電事業地を確認でき、小水力発電事業の密集地であったことがわかりました。
ほとんどの歴史的小水力発電所とその関連施設は、その完璧な姿を留めていません。取水口や導水路、発電所跡地の遺構はかなり見出すことができ、加えて数例ではありますが当時の発電機も発見できました。
これらの遺構は、今日の小水力発電への指向性の中では、すでに先駆的に成立し、戦争直後まで存続していた点で、十分モデル地域として評価でき、市民への認知のみならず、研究、シンポジウム、見学会などで広く多くの人々にも啓蒙もでき、「歴史的小水力発電事業センター」としてPRすることもできます。(愛知大学名誉教授 藤田佳久氏 報告書より引用)
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