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第6回世界新城サミットinドイツ

ページID:259885664

更新日:2020年9月8日

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会期 2008年7月26日から8月2日
参加都市 新城市(日本)、ノイブルグ市(ドイツ)、ニューキャッスル・アンダーライム市(イギリス)、ニューキャッスル市(米インディアナ州)、ヌシャテル市(スイス)、ニューキャッスル市(南アフリカ)、ニューキャッスル・アポンタイン市(イギリス)

開催地

ノイブルグ市

ノイブルグ市・ドイツ
人口 27,000人
位置 ミュンヘンの北西約100km
特長
ドナウ河畔の平野に開けた、歴史の古い美しい景観の城塞都市である。文化財が多くあり、それらの貴重な遺産を保存するために努力している。

産業
ノイブルグ市から40分ほど離れたイングルシュタット市に、アウディの本社があることから、自動車関連企業が多く立地している。それに加え観光産業が次世代産業と位置づけ、積極的に取り組んでいる。

第6回となる友好都市会議がドイツのノイブルグ市で開催され、新城市からは市長と随行職員2名、企業関係者3名が参加しました。この会議では、「経済問題」と「学校連携」を主要テーマとして、参加都市の事例発表や取り組みについて話し合われました。

話し合いの様子

7月30日に行われた市長会議では、ノイブルグ市の会議で参加都市を一巡することから、「サミット」という名称を「アライアンス」に変え、市民レベルの交流へと発展させることが確認されました。また、ニューキャッスル・アポンタイン市を正式メンバーに加えることを承認しました。

さらに南アフリカから、2010年に南アフリカでサッカーワールドカップが開催されることから、若者のイベントを計画したいという提案がありました。


主なスケジュール

開会式・記念プレートの除幕(7月27日)

開催式

ノイブルグ市議会の議場において、友好都市会議の開催式が行われました。開催式では、ノイブルグ市長の歓迎あいさつに続き、参加市長を代表して、新城市長があいさつを行いました。
写真は「Gold Book」と呼ばれるノイブルグ市の要人訪問記録帳に各市長がコメントとサインを記入している様子です。
この後、ノイブルグ市の観光案内所に移動し、友好都市会議の開催を記念して設置された記念プレートの除幕に参加しました。


プレート

ニューキャッスル・アライアンスのロゴマークの下に記録された各参加都市の名前。新城市は常に一番上にあります。


第1シンポジウム「経済問題」(7月28日・7月29日)

シンポジウムの様子

7月28日と29日には、経済をテーマとするシンポジウムが開かれました。このシンポジウムでは、各市の産業や雇用の状況などの発表があり、参加者からは多くの質問がありました。参加都市の多くは、郊外型の大規模店の進出により、中心市街地が衰退しており、解決のための各市の取り組みが発表されました。


ワークショップ「学校連携」(7月30日)

シンポジウムの様子

今回の会議には各参加都市から若者(ユース)が参加し、一般参加者とは別の日程で活動していました。7月30日のワークショップでは、一般参加の代表から各都市の学校間交流や教育プログラムの発表があり、ヌシャテルのユース参加者からも、ヌシャテルのユース会議の内容について発表がありました。


企業訪問・市内見学

市内見学の様子

シンポジウムやワークショップの他に、ノイブルグ市内の図書館や教会などを見学しました。また、市内企業の見学としてプラスチックのリサイクル企業や、車のケア用品を製造する会社を訪問し、関係者から説明を受けました。この他にも、ノイブルグ市の郊外にある、建設資材会社の工事現場を訪れました。この会社は建設資材として石板を掘り出していますが、現場の地層から、ジュラ紀の鳥や貴重な化石が多く見つかっています。
発見された化石が展示された美術館も見学しました。この会社から各市に化石がプレゼントされました。


ユース会議参加者

ユース会議参加者の画像

ノイブルグ市では、一般の参加者の他にユース会議が開催されました。参加したのは、友好都市の若者です。ユース会議では、一般参加者メニューとは別に、活動的なメニューが用意されており、若者同士ということもあり、打ち解けた雰囲気で日程をこなしました。


閉会式・バナー交換

閉会式

8月2日には、ノイブルグ市の古城において会議を締めくくる閉会式が行われました。閉会式には、伝統的な衣装の楽団やダンスグループが集まり、各都市の参加者のために、各国国歌の演奏や踊りを披露してくれました。


コミュニケ調印

この後、会議で話し合われた内容を記録した共同宣言書に各市代表がサインしました。式の後には、ロータリーとライオンズのバナーを交換し合い、会議の全日程を終了しました。


世界新城サミット共同声明

<和訳>

我々ニューキャッスル・アライアンスの9都市中6都市はここ、ドイツ・ノイブルグ・アン・デア・ドナウに集い、2008年7月26日から8月3日の間、6回目の会合を行った。日本の新城市の提唱に始まり、我々は継続的に意見を交換し、相互の理解、友情、連帯感を育んできた。各市の市民に対し相互に利益となる、各市を結ぶ国際的ネットワークを構築することができた。

  1. 我々は、名称を「サミット」から「アライアンス」に変更することを正式に決定した。
  2. 我々は、英国ニューキャッスル・アポンタインのアライアンスへの加入を正式に決定した。
  3. ノイブルグ・アン・デア・ドナウにおいて、我々は「経済開発」「再生可能かつ持続可能なエネルギー」、そして若者に「創造的産業」に参加を促進する可能性について、プレゼンテーションを行った。また、アライアンス内における情報、コミュニケーション、参加、協働、そしてガバナンスについての成功事例の振り返りを行った。プレゼンテーションは、現在の経済的、環境的問題を解決するさまざまな方法を示すものであった。我々はみな、他のニューキャッスルの取り組みから学びを得た。
  4. ニューキャッスル・アンダーライムでのサミットにおいて、南アフリカ、ニューキャッスル代表団が次回のニューキャッスル・アライアンス会合を2010年に「私の青少年が私のニューキャッスル」というテーマで主催する申し出を行った。この申し出は、同時期に南アフリカでサッカーのワールドカップ大会が開催されることとあいまって、他のニューキャッスル各市より温かく迎えられた。各市は2009年3月末日までに、参加についての正式な返答をすることとなった。
  5. 各市は以下のテーマについて窓口となる連絡先の人員を任命することとなった。
    学生交流 インターンシップ
    経済的質問 再生可能かつ持続可能なエネルギー
    これにより、年間を通して継続的な交流と意見の伝達が行われる。
  6. インディアナ州ニューキャッスルは、ペンシルベニア州ニューキャッスルに対し、そのアライアンス参加継続意志を確認することを了承した。
  7. スイスのヌシャテルは、フランスのヌフシャトーに対し、そのアライアンスへの参加継続意志を確認することを了承した。
  8. オーストラリアのニューキャッスルおよびロシアのワリキ・ノブゴロドに対し、そのニューキャッスル・アライアンスへの参加という観点からノイブルグ・アン・デア・ドナウがアプローチを行うという提案がなされた。
    参加についての正式な決定は、次回のアライアンス会合で決定する。
  9. 英国ニューキャッスル・アポンタインの代表から、2012年のアライアンス会合主催につき、市議会に諮るという申し出がなされた。

2008年8月2日

お問い合わせ

新城市 市民協働部 市民自治推進課

電話番号:0536-23-7697

ファクス:0536-23-2002

〒441-1392 愛知県新城市字東入船115番地 本庁舎3階

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