新城薪能とは
新城の薪能は新城文化会館が完成したことを契機に、平成2年度に第1回新城薪能が開催されました。
薪能を開催している地域は他にもありますが、新城薪能は町衆による演能であり、流派を問わず誰でも参加できることが特徴です。
平成12年には、伝統文化の振興及び無形文化財の保護に対して文化庁から感謝状が贈呈されました。
会場
新城文化会館小ホール
開催日
例年8月第3土曜日
新城の能楽の沿革
新城の能楽は、天正3年(1575年)長篠・設楽原の戦いの功によって奥平信昌が新城に城を築き、翌年その竣工の祝能を観世与三部を招いて城中二の丸で行ったことが始まりです。
その後、慶安元年に丹波の亀山から菅沼定実が新城へ移封され、能楽を愛好し町衆の間にも普及してさかんに行われるようになりました。
2代目の定用の菅沼家督を祝って元文元年富永神社の祭礼に本町の氏子が能楽を奉納し、これが例となり年々祭礼能を奉納するようになり、親から子へ子から孫へ連錦として今日まで継承され、祭礼能は市の無形文化財に指定されています。
お問い合わせ
新城市 教育部 生涯共育課
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