立物花火(たてものはなび)

立物花火

 

 

 

 

 

 

 

 (平成20年度の様子)

(画像:桜淵公園の桜と笠岩橋) 

指定日

昭和36年1月31日     位置図

(市指定無形文化財)

開催場所

新城市字滝ノ上

(新城中学校グラウンド)

公開

10月第3土曜日

午後7時30分

概要

新城市平井の八幡神社の祭礼時の奉納花火として執り行われます。

木で組んだ高さ10mで幅6mほどの大きさの枠に、花火の灯によって色とりどりの画像が夜空に浮かびあがります。

 

詳細内容

立物花火の起源は、江戸時代中期からと伝えられる。この頃に参勤交代で江戸に赴いた新城藩主らが、両国の川開きの花火を見て、その技術や資料を持ち帰って奉納したのが最初とされています。

立物花火の組み立て

この立物花火を出すには、背板を並べて細長く裁断した木を使って枠組みに留めながら、図柄模様の輪郭部分を作っていく。この図柄にそって、花火を10㎝間隔くらいに立てて取り付け、その上端を導火線で連結し、花火を仕掛けます。なお、仕掛け花火の画像は毎年変わります。

次いで、22mほどの親柱に「こうがい」という横木を取りつけて立て、他に柱や添え木を使って固定させる。

そして、「こうがい」に何枚かに分けられた背板を釣り上げて、高さ10m、幅7mほどの1つの背板にまとめます。これに大行燈、大提灯、丸提灯が多数吊るされ、親柱の前には、百花花火がたくさん据え付けられます。

花火の順序
  • 八幡神社から松明が到着し、何人かに火渡しを行って、ロケット花火に点火する。この花火が流星箱にとびこんで見る間に点火し、続いて4つの大提灯に火が灯って長々と吊下がる。同時に両側から出ているハンド提灯にも点火され、30個の丸提灯が赤く輝く。
  • その時、背板にも2発目のロケット花火で点火され、折りだたみになっている両袖が、導火の勢いで「ぱっと」左右に開くように見えて、夜空に鮮やかに花火の画像が浮かびあがる。