木像随身像(もくぞう ずいしん ぞう)

木造獅子・狛犬像(もくぞう しし・こまいぬ ぞう)

 種別

市指定有形文化財(美術工芸品、彫刻)

指定年月日

平成26年7月24日

時期

江戸時代前期

説明 

「木造随身像」並びに「木造獅子・狛犬像」は鳳来山東照宮の本殿(国指定重要文化財)にご神体の家康像とともに収められている彫刻である。

慶安4年(1651)に創建された鳳来山東照宮は、全国の数ある東照宮の中でも将軍家が直接関わった初期の東照宮の一つに数えられている。

愛知県史の編さん事業に伴う学術調査によって、像の制作は江戸幕府御用仏師とされる七条仏師の手によるものであり、優れた表現や丁寧な構造などから江戸時代前期の制作と考えられた。概ね良好な保存状態を保ちつつ、江戸幕府関与のもとで本尊の東照権現坐像とともに納められた江戸時代前期のセット関係を示す第一級の好例として、全国的にも希少価値が高く学術的に貴重であると評価を受けた。

木造随身像
法量

正面向かって右像(老相)像高57.5㎝、正面向かって左像(若相)像高58.7㎝

年代

江戸時代前期

数量

2躯    

形状

寄木造、彩色仕上げ、玉眼を嵌入、

特徴

両像とも、巻纓の冠をかぶり、緌(おいかけ)をかけ、胡簶(やなぐい)を負い、弓を執り、太刀を佩(は)く、武官の束帯姿をあらわして腰かける。右像はやや老相で、左像は若い相をあらわす。

 

木造獅子・狛犬像
法量

獅子像高35.8㎝  狛犬像高33.5㎝、

年代

江戸時代前期

数量

一対    

形状

寄木造、金泥塗り・彩色仕上げ、玉眼を嵌入、

特徴

獅子像は開口し、顔を左に振って正面を向く。たてがみや眉、尾などを緑色で、その他を金泥塗りとなっている。

狛犬像は、頭頂部に角をあらわし、口を閉じて牙を見せている。顔は右に振って正面を向く。たてがみや眉、尾などを青色で、その他を金泥塗りとなっている。

随身像(若相)と狛犬像 随身像(老相)と獅子像

随身像(若相)と狛犬像          随身像(老相)と獅子像