望月家住宅 2棟

種別

国指定重要文化財(建造物) 主屋、釜屋

指定年月日望月家住宅

昭和49年2月5日

所有者

個人

時代

江戸時代(18世紀中ごろ)

説明

望月家住宅は18世紀ごろに建てられたこの地方の一般的な民家です。

この建物は、豊川流域から静岡県の天竜川下流にかけて分布する江戸時代から明治初期にかけての農家の住まいで、全国的に見てもこの地域特有の建物です。 

この住居は、建物の規模や間取り、柱の密度など、他の民家の型式手法と比べるとおよそ300年前の建造と推測されます。主屋(おもや)と釜屋の二棟からなっていて主屋は平入り、釜屋は妻入りどちらも寄棟造りで、2つの棟の方向がT字型になるように作られています。接続部は軒が接して、内部に丸太を割ってくりぬいた樋がかけられていて雨水は前庭に出てきます。 

一般に規模は小さく、主屋が10数坪、釜屋が10坪程度で、釜屋側に出入り口があります。主屋は田の字型の間取りで、おおえ、台所、おでえ(仏間、客間)、おへや(寝室)など生活の場となっています。

釜屋は、お勝手や庭(土間の作業場)をはじめ、風呂、馬屋など食や生産に結びついた場となっています。風呂場と流しは接続部に、前と後ろに突き出して作られています。