木造不動明王立像(もくぞうふどうみょうおうりゅうぞう)
種別
県指定有形文化財(彫刻)
指定年月日
昭和53年3月15日
説明
本像は像高約100センチメートルを測り、寄木造りで玉眼をはめ込み、黒漆仕上げとなっています。
頭部から体部は造像当初のままで、頭部は髪を荒く盛り上げたように刻み出しています。頸部には三道(さんどう)を刻み、上半身は裸形で条帛(じょうはく)のみを纏い、前面は膝下まで、後面は足首まで裳で覆われ、やや細めの体つきで、鎌倉時代の作と考えられています。
【参考文献】
鈴木重安 1956 改訂八名郡誌
鳳来町教育委員会 1967 鳳来町誌 文化財編
鳳来町教育委員会 1998 鳳来町文化財ガイド
お問い合わせ
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