~乳幼児に夏かぜが流行しています~

 愛知県では「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づき、県内の小児医療機関のうち182か所で各種感染症の発生動向調査を実施しています。

 この調査結果によりますと、平成29年第27週(7月3日月曜日から7月9日日曜日まで)における愛知県全体の一定点医療機関当たりの手足口病の報告数は5.04でした。

 これは、国立感染症研究所が定める警報の指標である「5」を上回っていることから、7月13日付けで手足口病警報を発令しました。その後も報告数は増加し、第30週(7月24日月曜日から7月30日日曜日まで)の報告数は12.01と過去5年間で最高値となっています。

 今後も流行が継続することが予想されますので、手洗いによる予防を心がけ、感染と重症化を防ぎましょう。

 なお、この警報は一定点医療機関当たりの報告数が「2」以下に減少するまで継続します。 

 手足口病とは

 手足口病は、乳幼児を中心に夏季に流行するエンテロウイルスによる感染症で、学童でも流行がみられることがあります。

 一般的な経過では、3日から5日間の潜伏期をおいて、口腔粘膜、手のひら、足の裏や足の甲などに2から3ミリの小さな水泡が現れ、口腔粘膜では小潰瘍を形成することもあります。時に水泡は肘、膝、臀部などにもできることがあります。発熱は約3分の1に見られますが軽度で、38度以下のことがほとんどです。通常は3日から7日の経過で消退します。

 ごくまれに、髄膜炎や脳炎などを生じることがあるので、高熱や嘔吐、頭痛などがある場合は注意を要します。

 感染経路としては、飛沫感染や患者の便を介しての感染と考えられています。

予防法について

 ワクチンがなく、特異的治療法もありません。感染しないよう予防に心がけることが大切です。

 感染予防対策としては、次のことが推奨されます。

  1. 手洗いを励行しましょう。
  2. 感染者との密接な接触を避けましょう。
治療について

 治療は安静と対症療法となります。症状がみられる場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。

関連リンク

手足口病警報を発令します!!~乳幼児に夏かぜが流行しています~
(愛知県ホームページ)※新しい画面が開きます。

愛知県感染症情報(愛知県衛生研究所)※新しい画面が開きます。