アカデミー賞
「アカデミー賞がナンボのもんじゃい」という向きもおありとは思うが、とりあえずは嬉しい。
実際にいい映画でした。ご覧になった方も多いと思うが、私にはことのほか「所作の美しさ」が印象的でした。
で、「外国語映画賞」とは何か。音楽、絵画の世界はもちろん、「ノーベル文学賞」にだって「外国語賞」にあてはまるようなものはないわけなので、映画(とくにハリウッド)に特有のものかも、などと考えている。
ずっと昔、『サウンド・オブ・ミュージック』というミュージカル映画の名作があった。「ドレミの歌」や「エーデルワイス」など超ポピュラーになったナンバーが満載の作品だ。きっとたくさんの人の記憶に残っているだろう。
私も好きで、ビデオで繰り返し観ていたときがあったのだが、ある時を境に、急に熱が冷めてしまったことがあった。
というのは。日本の大学に留学にきていたオーストリア人学生と知り合う機会があって、家に招いたおりに、きっと喜んでくれるだろうと思い(オーストリアが舞台ですからね)、ビデオを観ませんか、と言ったところ、即座に断りの返事が返ってきた。
曰く、「オーストリア人が英語をしゃべって、英語で歌を唄ってるなんておかしいし、自分には違和感の方が強い」。
なるほど!そう言われてみればその通りかもしれない。日本人が、出演者がみな英語で会話してる『七人の侍』を観たらきっと強烈な違和感を抱くだろうが、それと同じことだろう。
以来、映画での言語が気になって、妙なこだわりができた。英語だろうと、フランス語だろうと、ドイツ語だろうと、字幕でしか意味の分からない人間が何を言ってるかと、つっこまれれば反論はできないが、映画のセリフは音声効果を強く持つために、こういう感覚が芽ばえて、ひとたび違和感や拒否感がきざしてしまうと、何ともいたし方がない。
ひるがえって、ヨーロッパ映画でもほとんどが英語吹き替えで上映されるアメリカでは、映画とは英語で楽しむものというのがあたり前の感覚になっているのだろうか。
だからこそ「外国作品賞」ではなく、「外国語映画賞」なのだろうか。
『おくりびと』受賞の大ニュースの一方で、小学校での英語学習時間増で、かえって英語嫌いの子どもが増えているかもしれない、との、教研集会報告が小さく報じられていて、あわせて何か強く気にかかってしまった。
何度かご紹介してきた
しんしろ節句まつり
いよいよ明日最終日です。
明日はエコファッションショーも行われます。











