祝・成人式 そして「市長の悩みごと」
今年は615人の若者が成人を迎え、式典には543人が参加した。

まずは中学校ごとの思い出のスナップが大画面に次々と写し出され、そのたびにワァー、キャーと大歓声。20歳の悩める青年たちも、初々しい中学生時代にいっぺんに引き戻されたかのよう。
新城高校ウインドオーケストラのすてきな演奏で、高校生からのお祝い。

この後式典で、 市長式辞、 記念品贈呈。
20歳の灯。

新成人「誓いの言葉」と会場の新成人たちがインタビューに答えて「夢を語る」。
ざっとこんな構成で進められたが、和気あいあい、あたたかな雰囲気につつまれた実に気持のいい成人式だった。
合併後、今年で3地区1つになった成人式は2回目で、式の企画から運営までをすべて新成人代表にゆだねてのもの。
市長式辞では、心からのお祝いの気持ちとともに、市長の悩みごとを聞いてほしいと、概要次のようなことをお話した。
私はいま市長の仕事をしている。市議会とともに、まちづくりにとりくんでいる。全国に同じような市町村が約1,800あり、47の都道府県、そして国会や政府がある。
その仕事にたずさわるわれわれが真剣に悩み、求めていることは、政治や社会の意思決定に君たち若者の考えや希望をいかに反映させ、組み込んでいくか、ということだ。
いまテレビや新聞で取り上げられている大きな問題のすべてが、君たちがどう考え、どう行動するのかによって、まったく解決の道すじが違ってくる。
雇用、年金、少子化、医療不安、どれをとっても。
われわれがこれがいいだろうと思っても、君たちが別のことを考え、別の行動をとれば、その制度は意味がなくなる。
選挙で票を投ずることが多い世代の声がより大きく反映されがちで、だれもそれでいいとは思っていないが、そうならざるを得ないのも現実だ。
政治に関心を持ち、投票に行ってほしい、くらいのことはいくらでも言えるが、もっと根本的なことは、互いのコミュニケーションを深く築いていくことではないだろうか。
今年の成人式は、企画、運営のすべてを君たちにゆだねた。
決して十分ではないが、われわれの側には、君たちの意思を反映させたいという強い気持ちがあり、それを受け入れる準備があるということを理解してほしい。
希望のある社会をともにつくりあげていこう。
そしてそれぞれの素晴らしい人生を切り開いてほしい。
と、声をふりしぼったのでありました。
その後、新成人の「誓いの言葉」があった。その内容を私はその場で初めて聞いたわけだが、期せずして、市長の悩みに正面から答えるものだった。
次に紹介したい。










