これまでの市長あいさつNo3
市長あいさつ
平成20年に向けて
1 最重要施策
現在、光ファイバーを利用した地域情報基盤の整備を進めています。今年、供用を開始しますので、CATVの放送開始にあわせて、新城市の話題を集めた番組放送、行政情報の共有による市民協働、情報の双方向性を活用した地域産業の振興、企業誘致など、諸課題の解決と地域力の増進を進めていきます。
さらに、総合計画がスタートしますので、これを基に市民自治社会の実現と「新たな公共」社会における「協働」を進めます。地域と行政のパイプ役となり、行政情報の提供と地域課題の共有、課題解決のため、「地域計画」の策定を積極的に支援する制度として、市職員による「地域担当制度」を創設していきます。
また、保育園は、少子化で年々入園児が減少しており、施設の老朽化も進んでいます。そのため、保護者のニーズや年齢にあった保育が可能となるように保育環境の向上をめざして適正規模に再編・統合を進めていきます。
学校関係では、子供が安心して通えるよういじめの早期発見・早期対応などいじめ問題を裁定する第三者機関「いじめ問題サポート委員会」を設置し、市民協働によるいじめの未然防止を進めます。
2 「少子高齢化対策」「地域活性化」の取り組み
近年、人口減少と高齢化で集落の維持が困難になるなど過疎の問題が深刻化していく中で、「限界集落」対策などの議論が行われるようになっています。身近な暮らしの場所を活性化し、持続するまちづくり、地域づくりを進めていくことが水源地でもある山間地を荒廃させないためにも必要です。そのため、地域や市民団体の自主的な活動を支援していきたいと思っています。
子育て支援では、義務教育修了前の子供のいる家庭が安心して子育てのできるようにするため、医療費助成制度を拡充して、子育て環境を充実させます。さらに少子化対策と合わせた子育て支援を「次世代人材育成」と位置づけ、地域社会の義務として推進していきます。
3 「東三河広域連携」について
本市は、奥三河の玄関口にありますので、広域消防事務を始め広域行政、医療、経済分野の役割を積極的に果たしてきました。
位置的には、豊橋市・浜松市・飯田市の三遠南信地域の中核都市を結ぶトライアングルの中央部にあり、さらに西三河の中核都市、豊田市・岡崎市と隣接し、また、この先10年間に新(第二)東名高速道路や三遠南信自動車道のインターチェンジが設置されるなど、交通・経済流通の要衝となりえる地政的な役割があります。道州制の導入議論と並行して、中山間地域と都市部を結ぶ新たな広域行政への対応が今後の大きな役割と考えています。
併せて、高規格交通網の整備とそれに伴う周辺整備、例えば企業誘致や流通網・拠点施設整備、そして情報基盤の整備をすることで、こうした中核都市との「人・もの・情報」を結び、この地域の魅力を発信することが、中山間地域における本市の広域的使命であると考えています。
また、本格化する設楽ダム建設事業についても、引き続き東三河地域全体の最重要課題として相互理解と協力関係を深めなければなりませんし、平成21年度から導入される「森と緑づくりのための新たな税制度」についても、水源地域の振興を図る上での奥三河地域への試金石と考え、連携・協働関係を構築したいと考えています。
4 今年の抱負
今年は、新城市の新たなスタートの年になります。策定中の「総合計画」が4月から実行段階へと入って行きますし、市全域に張り巡らす光ファイバー網を使って、高速通信とCATVのサービスが開始されます。特に光ファィバーを使った地域情報基盤整備は、都市部との情報格差を一挙に解消し、快適なインターネット環境が得られます。また、第二東名・三遠南信自動車道の高速道路と高速情報基盤の整備により、新城市のおかれている地理的時間的条件はかなり好転していくと期待しています。
私の任期も残り二年を切っていますので、これまで没頭してきた準備作業を基に成果の見える年になるよう、また、新しい可能性を広げていけるよう全力を尽くしたいと思っています。
(平成20年2月19日更新)









