「地域性」を決めるもの
少し前に、私はある地域の集まりに呼ばれた。市政のなかでその地域に関する話題についてお話するようにとのことだった。
仮にA地区としておこう。4つの行政区が集まった地域だが、昭和合併以前は一つの村だったところで、現在の小学校区と重なっている。歴代のリーダーによる努力の賜物だろうか、とてもまとまりの強い、コミュニティ活動の活発な地域である。
新城の中心街からそれほど離れているわけではないが、昨今の社会変化のなかで若者が少なくなり、農地も荒廃が目立ちはじめ、小学校の生徒数も減少に歯止めがかからない。
この現状に危機感を抱いた方々が地区の役員さんを中心に議論を起こし、若者定住のための住宅整備をメインに新たなまちづくりを検討し始めた。
日本中どこでもそうだが、こうしたときにどうしても踏まえておかなければならないのが、土地利用にかかるさまざまな規制である。A地区は、全体が市街化区域外であり、一部に自然公園区域や農業振興区域が含まれている。
地域でこんな検討をし始めたちょうどその時、市では合併後の「都市計画マスタープラン」の策定作業を進めていた。ご存知のように「都市マス」というのは、今後の土地利用のあり方を大枠のところで定めた行政計画であり、国県と調整して土地利用規制を変更するにもこの「都市マス」に記載されたものであるかどうかで、扱いがまったく変わってくる。
この動きを知った地域の皆さんが、担当部署と連絡調整に入り、「都市マス」の地域別構想に提案をもってこられた。具体的にはA地区のなかに「定住促進住宅検討区域」を設けるようにとのことであった。
種々の検討を重ねた結果、地域の提案は受け入れられ、「都市計画マスタープラン」にそのことが書き込まれることになった。
さてそこで、市長に「若者定住のまちづくり」というテーマで話をさせようということになったのが、いきさつである。
その会合にはとても大勢の皆さんが集まってこられた。区の役員さん方はもちろん、コミュニティ活動をになっている各団体の代表、PTA、消防団等、文字通り「老若男女」百数十名の皆さん。
少し前までだとこういう場合、議論は「さぁ次に市は何をしてくれるのか?」ということに向かいがちだったと思う。
しかしこの時は違った。集まった皆さんの関心事は、「ではわれわれは何をしたらいいのか?」ということに向いているように、私には思えた。
私がA地区の皆さんにお願いしたことは、おおむね次のようなことであった。
― 次回に続く。
市内の各地では、ホタルの舞が見られます。有名なスポットになっている所も、地元の皆さんが他には口外しない秘密の名所も、さまざま。が、ホタルの写真はなかなか難しいのですね。
今日は夜に撮影された群生する花々。

ササユリ
綺麗に撮れてますね。

これは
ホタルブクロ
というんだそうです。









