平成19年度「市政報告・懇談会」の概要

 平成19年度市政報告懇談会風景

 本年度の市政報告・懇談会は、本市の財政状況の情報開示を大きなテーマとして、18年度決算・財政指標が算出され、「ザイセイの話」が発刊されるのを待って、9月25日(火曜日)から10月29日(月曜日)にかけて、市内19箇所で開催しました。(開催時間は、午後7時30分~午後9時頃)
 下記の各会場で、市長が次の5点を中心に「市政報告」を行い、その後、参加者の皆さんから様々な課題について質問をいただき、市長が答えました。

(以下、会場一覧表、市長の市政報告内容、参加者からの質問と市長の回答の順に掲載します。)

 

1.会場と参加人数

全体 19会場 参加者 664人
新城地区

 開催日

 会場

会場番号

参加者数

9月25日(火曜日) 

 鳥原児童館

1

22人 

9月26日(水曜日) 

 富岡公民館(ふるさと会館)

2

34人 

9月27日(木曜日) 

 大野田公民館

3

19人 

9月28日(金曜日) 

 設楽原歴史資料館

4

11人 

10月2日(火曜日) 

 東新町公民館

5

15人 

10月4日(木曜日) 

 新城市民体育館

6

36人 

10月5日(金曜日) 

 平井公民館

7

59人 

10月9日(火曜日) 

 西部公民館(ちさと館)

8

41人 

10月10日(水曜日) 

 一鍬田公民館

9

30人 

  小計

 9会場

 

267人 

鳳来地区

 開催日

 会場

会場番号

参加者数

10月15日(月曜日) 

 海老構造改善センター

10

48人 

10月16日(火曜日) 

 鳳来開発センター

11

46人 

10月17日(水曜日) 

 鳳来東小学校

12

41人 

10月18日(木曜日) 

 山吉田小学校

13

43人 

10月22日(月曜日) 

 鳳来西小学校

14

42人 

10月23日(火曜日) 

 鳳来中央集会所

15

61人 

10月24日(水曜日) 

 玖老勢コミュニティプラザ

16

18人 

  小計

 7会場

 

299人 

作手地区

 開催日

 会場

会場番号

参加者数

10月25日(木曜日) 

 作手開発センター

17

42人 

10月26日(金曜日) 

 農村集落多目的共同利用施設

18

23人 

10月29日(月曜日) 

 農村環境改善センター

19

33人 

  小計

 3会場

 

98人 

 

2.市長の市政報告

  「市町村合併直後は、市民病院の問題や財政の問題など、困難を伴った2年間でしたが、市民の皆さんのご協力により市政運営ができました」と、市長が感謝の気持ちを伝え、市政の状況報告に入りました。

 1.市政の近況

今後、10年間の展望では、第二東名高速道路、三遠南信自動車道の開通に向かい、市の環境が大きく変わります。また、森林への新しい取り組み、あるいは観光・歴史・文化などたくさんの資産、財産を基盤に、新しいまちづくりを進めていきます。

 2.市の財政状況と本年度の主要な事業

 平成18年度予算と19年度予算を対比し、プライマリーバランス(基礎的な財政収支)がいくらか改善しましたが、まだまだ厳しい状況です。

 主要事業では、消防防災センター、防災行政無線、学校施設改築など安全安心対策に集中した取り組みをしました。

 財政健全化の指標の一つである、実質公債費比率は、18%を超えると危険ですが、市は15.7%であり、財政の健全性はある程度保たれていますが、予断を許しません。

(ザイセイの話)p48からp52参照

 3.総合計画

 合併後、最初の総合計画を策定します。旧3市町村が進めてきたまちづくりの成果を引き継ぎながらも、少子高齢化の進展、地域医療の悪化など本市を取り巻く課題に的確に対応していかなければなりません。現在、それらの課題への対応を計画に反映するために、検討を行っています。

 策定にあたっては、市民5,000人および中学3年生全員を対象に、アンケート調査を実施しました。

  • 定住を促進するためには、医療の充実が欠かせないが、各地区(旧市町村)の状況を踏まえた対策も必要。
  • 医療の充実や市街地の整備など、市民の満足度が低い分野を克服するだけでなく、歴史遺産・文化財の活用など満足度の高い分野もさらに生かしていくことが必要。

などが分析の結果であり、これらを踏まえて重点プロジェクトを計画していきます。

今回の総合計画は、

  • 市民自治社会を実現するための計画
  • 目標を理解し、成果をチェックできる計画
  • 実効性のある計画

とします。策定段階でも市民の皆さんから意見をいただいておりますが、策定後も意見をいただける計画にし、よりよいまちづくりに努めていきます。

 4.地域情報基盤の整備

 本市の地域では、民間による情報通信基盤の整備が遅れています。光ファイバネットワーク整備事業で、都市部と同等の放送・通信環境を享受できる地域にしていきます。この事業で、次のことが可能になります。

  • 地上デジタル放送への対応
  • 高速大容量通信網整備によるインターネット環境の向上や新規公共サービスの提供
  • 携帯電話不通地区の解消への条件整備

※財政が厳しい中、なぜこのような大きな事業に取り組んだのか。

 本市は、地理的な制約などで民間業者の参入が難しく、都市部との情報格差が開いています。国の試算によると、情報格差は、1世帯当たり年間200万円の損失が発生しているとも言われていますので、この状況を改善していきます。

  • 情報格差の是正改善は、企業誘致、若者定住にも効果が見込まれます。
  • ケーブルテレビのメリットは、地域情報番組の提供、難視聴対策、そして災害時の詳細な緊急情報が得られることなどで、新潟県で起きた中越地震ではその効果が発揮されたとも聞いています。
 5.市民病院

(ア)常勤医師と診療科の状況

 昨年4月に産婦人科が休止しましたが、幸い1ヶ月後に婦人科は再開、今後産科診療についても何とか再開したいと考えています。

 また、昨年度一時休止していた整形外科は再開、内科も、総合内科を新設、耳鼻いんこう科も再開しています。医師不足は根本的には解消されていませんが、国も本腰を入れた医師確保対策に取り組み始めていますので、市でもさらに努力していきます。

(イ)第二次救急医療の現状 ― 市民病院の受け入れ体制

 昨年4月、救急の受け入れをいったん休止し、その後いろいろな条件改善などで、平日の時間外は、外科系のみですが受け入れが可能となりました。この他、市内の夜間診療体制として、市民病院の中もしくはその近接地に、夜間一次診療所を開設する方向で検討しています。

(ウ)広報活動

 「市民病院支援委員会」の提言による開かれた病院づくりとして、院長をはじめ医師や看護師が地域に出向いて医療講座を実施しています。また、市内全世帯へ「あなたの街のお医者さんマップ」の配布、広報しんしろに毎月「ほのか診察室」のぺージを開設、地域の各種イベント行事での救護や健康相談コーナーとしての「まちの保健室」活動、さらには小児科医師などによる子育て支援、病院だよりの発行などに取り組んでいます。

(エ)安心医療の充実

 10月から、最新医療機器(画像診断装置マルチスライスCT)を導入しました。この機器は、従来の装置と比べ撮影時間を大幅に短縮でき、一度で広範囲の撮影が可能となるほか、立体的な画像の作成もできる高度な医療機器であり、患者さんの検査時における体の負担が軽減されるとともに、これまで以上に早期がんの発見などに効果が期待できます。

(オ)安心医療に向けて

 開業医と市民病院の連携を密にしていきます。

 

 3.皆さんから出された質問と市の回答

 質問項目を50音順57分野に分けて掲載しています。下記の「質問と回答」をクリックしていただければ、質問内容と回答がご覧になれます。

質問と回答 [303KB pdfファイル]