忘れてならぬこと(付.さくらまつり点描)
大きな都市ではピンとこないと思うが、地方都市や山間地で消防団の存在は実に大きい。いざという時に、団なくして地域を守ることはできない。
この消防団、全国でいま大きな岐路に立っている。もともとが職住近接あるいは農林業、自営業の比率が高かった時代に組織の骨格が定められた。
いま地域の形は大きく変わった。就労の場所も形も変わった。家族のあり方も変わった。それは皆さんよくご存知のとおり。企業側も昔は、地域で火事が起こった、従業員の団員が「すわっ!出動だ」、ということに理解と寛容を示すことが多かったが、いまではなかなか、そうとばかりも言っておれなくなった。訓練や団活動の行事などにとられる時間も、半端ではない。
またそもそも、団を構成する年代(大体20歳~40歳)の人口が域外に出ていくことが多い、という根本問題もある。
こういう背景で、団の維持に困難をきたす地方も増えてきた。それをカバーするさまざまな施策もとられているが、当の団員の皆さんの苦労はやはりたえない。
で、昨日もそうした声をたくさん聞かせてもらったが、そのなかでこんな気持ちを聞くことができた。
「でも結局、自分が一番大切にしたいと思ったのは、子どものことなんですよ。息子が大きくなったとき、いい団を残しておいてくれたと思ってくれるように。こんな地域にいたくないなんて言われるようになっちゃ、おしまいですからね。」
また40歳近くになるある団員は、「僕らはいま一番若いところでは15歳くらい離れた団員と一緒にやってます。最初に団に入ったころ、保育園児をみて将来はこの子たちと一緒にやることになるんだな、と思いましたけど、実際、今その子たちが入ってきてます。」
いい話が聞けた会だったな、と、深く感じ入りながら会場を後にした。地域社会で生きる一人ひとりの真情を尋ねてみれば、それぞれに、大切に思うこと、譲れないことを、どこかで踏みとどまりながら持ち続けていて、それがあるからこそ、人間社会らしさが支えられている。
行政的に見ると、機能、組織、財源のことを基軸において考えざるをえないが、その向こう側で制度の根幹を成り立たせ、世代から世代へと引き継いでいるものは、間違いなくこうした気持ちと気持ちのつながりだ。
ゆめ、忘るまじ。
桜淵公園が咲き誇っています。さくらまつり期間から何枚か。
4月2日(木曜日)
寒空が続いてやきもきしていたところに、快晴。
いよいよ春爛漫
さくらの下で
「健康音楽体操」
毎年遠方からも
大勢おみえです。
歓迎!
一番の人出となった4月5日(日曜日)
通称「笠岩橋」
撮影は午前中でしたが、午後には晴れ上がりさらに混雑
地元からもたくさんの出店。
大繁盛。
あちこちから食欲をそそるにおい
THE HANAMI
これぞお花見。
ザ・サクラブチ
これぞ桜淵
同じく!









