昨夜(3月25日)「新城市第二東名対策委員会」が開催され、呼称を正式に「第二東名」から「新東名」に変更することが決定された。

 

 この委員会は、新東名計画が持ち上がったときから、関係地域の代表者が集まって、事業者との調整やさまざまな案件を協議するために設けられたもの。

 

 新東名の開通時期がいよいよ近くなってきた昨今、関係者おおぜいから「第二東名」という呼称は、どうも現東名の支線的なイメージでよくない、流通の大動脈として、また災害時の緊急道路として、そして新しい国土軸形成の幹線としての役割からいっても、「ニュー東名」の位置づけを明確にしようとの気運が高まっていた。

 

 関係県をまたぐ「期成同盟会」なども相次いで呼称変更に入っている。

 

 「第二」を「新」と言い換えただけじゃないか、と、冷笑される向きもおありだとは思うが、関係地域や当事者にとっては決しておろそかにはできない。こういうことは意外と大きいのだ。

 

 どうか皆さん、これからは「新東名」の呼び名でお願いします!

 

 新城市広報誌『ほのか』4月号は、ちょうどこの新東名特集(「新東名がやってくる」)を組んで、各方面からの期待の声を載せている。私も「市長が語る 新東名への想い」と題する取材を受けた。

 

 そのなかで、新城は「ホットゾーン」となる期待を込めつつ、「距離感覚」について次のように語らせてもらった。

 

 『人間の「距離感覚」というものを考えると、もちろんベースにあるのは空間距離ですね。「何キロ離れてる」というものです。けれどそれだけではありません。移動にかかる時間で違ってくる「時間距離」、費用で違ってくる「経済距離」、それに気持ちのなかで思い描く負担感で違ってくる「心理距離」など、複合したものではないでしょうか。

 

 新城の場合、たとえば「愛知県」の単位でみると、「極東」で、病院問題などでよく言われたのは、「医師が名古屋から行くのに遠すぎる」ということです。たしかに今の交通体系からいうと、遠いです。けれど新東名ができると、大きく違ってきます。時間距離がぐんと縮まります。

 

 それから浜松圏との関係でいうと、県境をはさんでいるので、実際にはすごく近いのに、なんとなく心理的距離があります。

 

 これは行き来がひんぱんになると、次第に解消していきます。親しい人がいる場所は、行き来が苦にならなくなるようにですね。新東名にくわえて三遠南信ができますので、これはもう間違いなく流れが変わっていくでしょう。

 

 それでは、東京圏とはどうか。新東名が開通すると、新城―東京間は、時間的には新幹線利用と変わらなくなりますが、今の料金体系でいうと、高速利用の方に割高感が残ります。けれど高速道路料金は、ETCの普及などでさらなる割引が進んでいきますので、このコストも劇的に変わってくると思います。若い人などにとっては、高速バスが、もっと利用しやすくなるでしょう。

 

 このように、新東名の開通は、この地域にいろいろなインパクトをもたらすと、見ています。三遠南信道やリニア中央新幹線の計画なども合わせてみると、新城はこの地方の新しい「ヘソ」になる条件を備えているのです。

 

 新城市第1次総合計画『市民(ひと)がつなぐ 山の湊(みなと) 創造都市』は、新東名ぬきには考えられません。』

 

 広報『ほのか』4月号をご覧になれます。

   

 さて、この週末からはいよいよ地方高速料金が1,000円で「乗り放題」の試みがスタートする。各地の道路状況がどう変わるか。大きな関心をもって見ていきたい。

 


 

春祭りから。神楽1

 

奉納 神楽

 

 

 

 

 

 

 

 

 

               神楽2